オハコのこんな事ばっか考えてる。

オハコと申します。オタク関連を中心に広く浅く何かと考えた事を書いていこうと思います。

「キンプラ」4DXバージョン感想!『幻想的な4DX』という初体験はリアル・プリズムのきらめき

KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」(キンプラ)は以前見に行って、感想の記事も書きました。

asitanoyamasita.hateblo.jp

 

そのキンプラの4DXバージョンと聞いては見に行かざるを得ない!…ってわけでやっと見に行けました〜。

一言でいうと、プリズムの煌めきがさらに煌めいて、もはやスクリーンとリアルの境界がなくなっていた…ってところでしょうか…!

 

今まで4DX映画は、「パシフィックリム」を皮切りに「マッドマックス 怒りのデスロード」や「ガルパン劇場版」「ドクターストレンジ」といったアクション作品のみ観に行っていました。

なのでキンプリのようなジャンルで4DXは未体験…はてさてどうなるやらと思っていたのですが、意外なほど相性バッチリで楽しかった!



「幻想的な4DX」を初めて体験

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一番印象的だったのは、リアル・シャボン玉×プリズムショー!の素晴らしさ。

4DXにはシャボン玉を劇場に大量にふわふわ浮かばせる演出があるのですが、これが劇中で繰り広げられるプリズムショーとベストマッチなんですよ…!

 

そこかしこに漂うシャボン玉に包まれながら、プリズムジャンプが生み出すファンタジー世界を眺める…もはや自分もプリズムの世界に入り込んだような幻想感に酔いしれました。

これはもはや映画やアニメと言うよりも、花火はイルミネーションを鑑賞するような体験に近いかも。

それにしても他の作品ではまず見られないぐらいシャボン玉の大盤振る舞いっぷり。 おそらく4DX史上1番シャボン玉演出を使った作品になんじゃないかとw

 

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もう一つ幻想的な演出として「雪が降る」演出もけっこう 印象的でした。

雪山(プリズム風景)のなかコウジに厳しく突き放され、そしてみじめにヒロ様が雪の街をさまようあのシーン…そこに映像と同様にチラチラと降り注ぐ、リアル・雪

悲愴感に満ちた映画のシーンとリアルとが完全にシンクロして、前回の通常上映で見た時よりもこのシーンで強く感情をゆさぶられました…!

4DXの演出でこれまで「ハラハラドキドキ」したことはありましたが、こーいう「ドラマで掻き立てられるエモーション」を増してくれることもできるんだな〜と。

 

 

「破壊的プリズムショー」をその身で体感せよ!

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もちろん4DXの本領であるアクション性に満ちた演出もバッチリでした!

特に、大和アレクサンダーの「破壊的プリズムショー」と、そこからのVSタイガによるプリズムショーバトルのくだりは期待通り…いや、期待以上!

アレクがカメラに蹴りを入れたら座席もバゴン!とぶっ飛ぶし、タイガが大団扇で嵐を起こすと劇場に風がびゅーびゅー吹き荒れ、 二人のオーラが龍虎となって激突するときは座席が激しく揺れてリアルに「激震が走り」ます…!

作品内でもテンションの高さはあそこが随一ですが、自身への体感もあいまってこっちのテンションの上がりっぱなし。

会場が破壊されてしまうほどの二人のプリズムショーによる激闘…それがどれほど凄まじいものだったのか。 これを身体中で思い知らされました…!!

 

 

キンプラが導く4DXの新たな境地

今回のキンプラ4DXで、アクションシーン以外のドラマやエンタメシーンでも4DX演出がより映画を引き立てることが出来るのを感じたのは、新たな大きな発見でした。

無論、テンションMAXでなんでもアリの「キンプリ」であってこその親和性かも知れませんが…!

とにかく今までの「見ることでキメるキンプラ」とはまた違う、「体感してキメるキンプラ」。4DXの追加料金を払ってでももう一度キンプラをこれでみる価値はありました!