オハコのこんな事ばっか考えてる。

オハコと申します。オタク関連を中心に広く浅く何かと考えた事を書いていこうと思います。

映画「リーグオブレジェンド」。冒険小説のヒーローたちのオールスターバトルをとにかく楽しめ!

二回ほど「リーグオブオーディナリージェントルメン」の記事が続いたので、ついでにその映画版「リーグオブレジェンド」の紹介など。

 

asitanoyamasita.hateblo.jp

 

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ストーリーは単純明快。「大英帝国をおびやかす悪の影が…そこで政府は、英文学のSF小説や冒険小説で有名なヒーローたちを召集してヒーローチームを結成した!!」
原作コミックもそうといえばそうなんですが、こちらはハリウッド映画ということもあり、アランムーア原作のような陰惨だったり皮肉たっぷりな雰囲気はほぼなし。ド派手なSFXでヒロイックなキャラクターのアクションを堪能できます。



古典・怪人のオールスター


The League of Extraordinary Gentlemen (2003) - Trailer (HD BD)

ヒーローチームのメンバーはというと、まずは原作にも登場するキャラクターから…

  • アランクォーターメイン(インディジョーンズのモデルとなった冒険小説「ソロモン王の洞窟」の冒険家)
  • ミナ・ハーカー(「吸血鬼」のドラキュラに噛まれ吸血鬼となったヒロインという設定)
  • ネモ船長(「海底二万マイル」のノーチラス号の船長)
  • ロドニースキナー(「透明人間」に登場する薬を飲んだ怪盗という設定)
  • ジキル博士(「ジキルとハイド」、プッツンくるとマッチョになる元祖ハルク的設定」)

 

そして映画版のみの参加メンバーとして

  • ドリアングレイ(「ドリアングレイの肖像」、魂を絵画に移す事で不老不死を得たイケメン放蕩人)
  • トムソーヤー(「トムソーヤーの冒険」、アメリカの諜報員となってチームに派遣された設定)

 

といった豪華な面々!

自分は子どものころから、「スマブラ」とか「マーベルVSストリートファイター」とか…そういう『オールスターもの』ってコンセプトのものが大好きで…!
名前だけなら誰でも知っているような"怪人"たちが一斉に集まって戦う!っていうこのコンセプトを聞いただけで、なにこれ最高じゃん!

そんな感じで公開当時はいち早く劇場へ観に行き、ハマってましたw

 

 

映画版は、ドリアングレイの伊達男っぷりに惚れろ!

それぞれ特殊能力をもったヒーローたちはそれぞれカッコいいんですが、中でも自分がイチオシなのはイケメン不死身野郎のドリアングレイ。
 
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初登場シーン、颯爽と現れた!と思ったら敵から機関銃でバババババッ!と撃たれちゃいます。…あれ?いきなり死亡?と思いきや、胸を穴だらけにされながらもニッコリスマイルで敵を一掃。
えっ、こいつ、死なねぇー!?っていう鮮やかなビックリ展開に見ててホレボレしましたw

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また、この演じている役者さんがワイルドかつセクシーないでたちで、男の自分もちょっと見とれちゃうレベル。
ドリアングレイは味方でありながら謎の多いキャラクターなのですが、その雰囲気にばっちりあった妖艶な魅力が、演者から醸し出されてて良キャスティングだなーと。
 
 

怪人たちのSFしてるアクション

前述のドリアングレイのほかにも、古典SF小説の怪人たちが集う本作なので、アメコミやジョジョのような特殊能力によるSFSFしとるアクションもハマった要素ですね〜。
 
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紅一点の女吸血鬼ミナは、コウモリの群れに変身して敵に飛びかかり…首筋をガブリ!口の周りが血だらけになる絵面がなんともスリリングでステキ。
 
 

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透明人間のスキナーは、戦闘のときには衣服を脱いでいくことでだんだん完全に透明な存在となっていく一連の流れがシビれますな。まぁやってることはマッパになってるってだけなのですが…w 
(裸のままやむなく雪山に出たシーンで「うひぃ、キ×タマが凍っちまうぜ」みたいなことをつぶやくシーンもニヤリときます)
 
 
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ジキル博士は、原作コミックと比べてなんだか役者さんがなんだか猿っぽい風貌で、モンスター・ハイドの姿になったときも何やら可愛らしいところが魅力かもw
ゴツゴツな上半身に比べて下半身が細いのもなんかユーモラスでもあります。
あとはやっぱ、膨張した体によって破れた紳士服のボロボロ感。ここらへんも「ハルク」から「ドラゴンボール」まで、定番のビルドアップ表現のロマンですね。
 
 

ぶっちゃけ単純なアクション映画。でも俺は好きなんだヨォ!

そんな感じで、映画「リーグオブレジェンド」の好きなとこ紹介してみました。
ぶっちゃけこの映画、検索したらわかる通り一般的に評価低めです。まぁ好きな自分からしても大したドラマはないし、展開もぶっちゃけテキトーで大味というか…w
まぁ言ってしまえば「怪人たちのアクション」だけの作品と言われてもしゃーない。…でもそれでいいんです!そこがいいんです!
最初の方でも書きましたが、知らない人はいない「怪人」の始祖たるキャラクターが一堂に皆して暴れ回る!このわかりやすいオールスター感こそ最大の魅力!
なので、「あーなんか単純で楽しいアクション映画観たいなー」と思った時には是非この作品オススメしますw
マーベルシネマティックユニバースもいいですが、箸休めにひとつ超人たちの「元祖」な彼らの活躍を楽しんでみてはいかがでしょーか。