オハコのこんな事ばっか考えてる。

オハコと申します。オタク関連を中心に広く浅く何かと考えた事を書いていこうと思います。

「アベンジャーズ エンドゲーム」感想!11年続いたシリーズだから成しえた感動と興奮の仕掛け

f:id:asitanoyamasita:20190427001536j:image

映画アベンジャーズ エンドゲーム…初日で朝イチで観てまいりましたよ…!!

平成後半からシリーズを重ねて、平成の最後に終わるMCU…その最終作に相応しい、超大作であった!!(※アメリカ映画だから全く関係ないけど)

とりあえず言いたいことをとても上手くまとめきれないので、いつものように思ったことを箇条書きで書き殴っていきます。

 

www.youtube.com

割と超絶ネタバレありで行きますので多めに改行~

 

 

 

 

 

 

 

重ねたシリーズが活きるタイムトラベル展開

f:id:asitanoyamasita:20190427010236j:plain

まずはとにかく、「タイムトラベルで過去からストーンを持ってくる」という展開!コレにシビれました

正直、映画を見ててタイムトラベルで解決だっ!ってのを最初に聞いたときは『え~?最終作でそれはちょっと安直じゃな~い?』と不満に思ったんですよ…

ところが、タイムトラベルミッションにあたって、過去のシリーズの本編の真っただ中、ヒーローが戦ってる背後にこっそり入り込んで、同じヒーローが暗躍する姿…これのなんとも言えない楽しさ!
このためなら、むしろタイムトラベル大歓迎!むしろナイスアイデア!シリーズを追ってきたファンほど楽しくなってくる仕掛けですね。

 

他にもタイムトラベルミッションのシークエンスは、派手なアクションこそないものの、 順調な展開と思いきやピンチに!いやしかし見事逆転!と思いきや…というアップダウンがきいてて、とてもハラハラさせられましたw

特に70年代アメリカの軍事基地に行くシーンの、『もう一度現代へ戻る方法』はなるほどー!と膝を打ちました。

キャップの最愛の人・ペギーカーターをはじめ、若きピム博士やトニーのお父さんなど、「ファーストアベンジャー」なキャラクターの面々を出してくれたのもサイコーですw*1

 

 

MCUの魅力は、キャラクターの魅力

f:id:asitanoyamasita:20190427010354j:plain

ヒーローアクション映画の最終作として、やはりアクションシーンが多めなのかと思いきや…むしろここに来てキャラクター達のドラマや心情をじっくり時間をかけて描写していたのも良かったですね~。

特に印象深いのが、『家族』というキーワード…つまり大切な人たちの描写。

冒頭でホークアイは 家族をいっぺんに失った絶望感にとらわれ自暴自棄になるし…アイアンマンはヒーローらしい正義よりも、かけがえのない自分の妻や娘と共に居たいとあまりキャップたちへの協力を拒む。

まぁこの時でも、この映画が「アベンジャーズ」である以上、ホークアイとアイアンマンが結局は人々のために立ち上がるってことは、そりゃあ分かりきってます。

でもその前にね、ひとりの人間として、家族がああいう局面に置かれた時の人間くさい弱さ、世界を救う勇気より身近な人を大切に思う気持ち…そういうのもじっくり描いてくれたこと。コレはとても素晴らしいなと。

 

 

f:id:asitanoyamasita:20190314113715j:plain

また、シリーズを通して関係の深いキャラクター同士の掛け合いも逐一味わい深くて、シリーズファンとしては一層ありがたや…!の極み。

ブラックウィドウは特にそういう意味でシリーズを通してひろくアベンジャーズのみなとの関係性があり、だからこそ悔いなくあの決断を下せたという説得力もあるなと。

MCUはド派手なアクション映画シリーズである以上に、魅力的な"キャラクター"たちがあって成り立つシリーズであることを痛感しましたね…。

 

 

11年間の戦いが集約する総決戦!

f:id:asitanoyamasita:20190427012120j:plain

で、 何よりやっぱりラストの最終決戦ですよね…!! 2008年から積み重ねたMCUの、あらゆる世界の様々な種族が応援に駆けつけて、まさにアヴェンジ(反撃)へ突入していく瞬間…。

あのとき、ずっと追いかけてきた俺たちの11年間は、全てこの一瞬のためにあったのだ!ここに全てが結ばれたのだ!!ってね…アガりまくりますよ、そりゃあ…!

最後でトニーも言っていましたが本当、宇宙って広いなーって…。まさに宇宙規模のダイバーシティ!それがもたらした勝利!
なんて、なにやら現代的なテーマもしっかり昇華してるとも言えますね~。

※この「シリーズを積み重ねてきた作品にしかできない感動」に関しては、最近の『プリキュアオールスター』を観たときの感覚を思い出したり

asitanoyamasita.hateblo.jp

 

ところであのラストのラスト、 サノス達とマーベルヒーローたち総出でのガントレット奪い合いシークエンス。あそこはまるで見ていて「アメフトみたいだな」と思ったのは自分だけじゃないはずw

やっぱりアメリカの大地が産んだコンテンツだからね?アメリカなら、やっぱり最後に命運を決めるのはアメフトってコトでしょう…USA!USA!アメリカ万歳!

 

 

ネズミーこそ人類の救世主?

f:id:asitanoyamasita:20190427011236g:plain

そういえばこのエンドゲームを見る前にシリーズを復習したいなー、と思ったそんなあなたに!!って広告にノセられて、まんまとディズニーの動画定額見放題サービスに契約したんですよ~。

で、エンドゲームにはタイムトラベルミッションという仕掛けがあるもんだから、観ていたときからもう過去の色んなシリーズを改めて見た返したい…という欲に駆られて仕方がない!w いやーこれは契約しといて正解でしたわ!……

…あ、ちょと待て……もしや、 エンドゲームのあのタイムトラベル シークエンスって、この動画サービスを契約したくさせる宣伝も込みの展開?w
くっそ~、だとしたら、やっぱディズニー商売うまいなあ~こんちくしょう!

 

 

そういえば、世界を救うタイムトラベルのきっかけはアントマンの復活。その復活を思いがけず起こしたのは、あの一匹の生き物。

そして今マーベルコンテンツはディズニーが権利を握っていて、ディズニーのシンボルといえば…あっ、ふーん(察し。

こうなったら俺、無料期間中にゴールデンウィークだし見たいシリーズ全部見ちゃうもんね~!

 

 

 

 

 

 

*1:そういえばあの基地はマンハッタン計画の基地でってことで合っているんでしょうか…?ピム博士が放射線事故を装ったキャップの電話で慌てていたし、ハワードスターク、あとアーニムゾラもいることを考えたら、『アメリカの天才たちが集まったマンハッタン計画の研究所』じゃないかなと思うのですが…