祝スパイダーマンアニメ新シリーズ放送!なので過去の神回を振り返る
「アルティメットスパイダーマン」の新シリーズ、テレ東の夕方で放送決定キター!!
火曜6時半…ってことは、今やってる「スターウォーズ反乱者たち」の現シリーズがひとまず終了で、再び「アルスパ」が戻ってくる寸法ですな。
ウーフゥー!いいぜいいぜ~。このままアメリカアニメ(ディズニー資本?)枠として定着してもいいのよ。
つーわけでこの嬉しさに乗じて、前シリーズの「ウェブウォーリアーズ」で自分が観ていた神回を振り返ってみるよん。
(ちなみにニコニコやyoutubeで第1話無料配信してるもよう。未見の人はテンポの良いストーリーに驚くこと必至なのでぜひぜひ~)
インヒューマンズ(18話)
地球の古代文明からヒーローチームが蘇ったけど…という話。とにかくこの一員のブラックボルトと言うヒーローの存在感がすごい回。
この人の能力は「発する声がとてつもなく強力なエネルギー攻撃になる」というもの。
なんせ一言でも声を出せばエライことになるので、『大事な時以外は常に口を閉ざしている』という徹底ぶり。これだけでもかなりイカしてます。
エピソードの極めつけは、大ピンチに際してこのブラックボルトがついに放った一言。
→この声により、敵の軍勢はこっぱみじんに吹き飛びました。ヤッタゼ!
こんな美しい単語を一つつぶやき、そこから始まるとんでもないカタストロフ…!
本編のここ一度でやっと発揮される最終兵器であり、そのシュールな流れに観ていて腹筋崩壊しましたwww
ナイトメア・クリスマス(22話)
敵の罠にはまり、スパイダーマン連載開始の初期も初期…古き良き60年代な絵柄の世界に迷い込む話。
ちょうどアメコミの歴史でいう「シルバーエイジ」な時代へのリスペクトが感じられる神回。
敵として、当時の連載初期に活躍したというヴィラン「エンフォーサーズ」が登場。
投げ縄使いや力自慢といった、ただの3人組の悪党…という地味すぎるキャラクターが、いかにも「連載初期」っぽさがあって逆に新鮮。
そして、これまた67年(!)に放送された初代アニメをオマージュした背景や演出などもふんだんに盛り込まれているのも必見。
異次元のスパイダーマン(11話)
様々な異世界で活躍する、「別の」スパイダーマンと共闘する連続エピソード。
とくに自分は『スパイダーマンノワール』と『スパイダーハム』が好きですね~
スパイダーマンノワールは、『フィルムノワール』とという白黒時代のギャング映画を思わせる世界観で活躍するスパイダーマン。
ハードボイルドな出で立ちで、その世界のMJとの恋もつらく苦いものだったり、とにかくシブかっこいい『漢』のスパイディですな。
いっぽうスパイダーハムは、キャラも背景も子供向けカートゥーンアニメかよ!という世界観で活躍するスパイダーマン。
本編では、攻撃を受けたグリーンゴブリン(こいつもデフォルメタッチに!)の目玉が飛び出したり、フっ飛ばされて肥溜めに突っ込んだりと、徹底したカートゥーン演出が楽しい神回です。
バルチャー
鳥の怪人が街に現れた!スパイダーマンが調べると、その正体はDrオクトパスに姿を改造された青年で…という話。
スパイダーマンのバルチャーといえば、飛行スーツを着た老人(!)がコミックスのヴィランとして知っていました。
だけどアルスパで登場したバルチャーは、陰のあるダウナー系なイケメン青年。あちらでは『エモっぽい』と言うんだっけ?
好青年!とかワイルド!なのがスタンダードなアメコミのなかで、こういう線が細くて悲しみを漂わせるキャラクターは印象的でしたね〜
自分が何者なのかわからず、そのルーツを知りたい!そこをドックオクに利用されて…という悲劇的なストーリーも、「アルスパ」のなかで珍しく印象的です。
新シリーズ「vsシニスターシックス」が待ち遠しい!
と、自分が特に印象に残っている回はこんな感じですね~。
いま放送してる「スターウォーズ反乱者たち」もアクション・活劇たっぷりで楽しいですが、後番組となる新「アルスパ」も今から楽しみで仕方ない!
上にある公式サイトの画像をみると、どうやらシニスターシックスのチームのなかに、どうやらこれまでのシリーズでは味方側だった『ライノ』や『リザード』もいるようで…
またまた展開が変わって面白くなりそうじゃないですの!ウヒー早く観たいぜ。
アマゾンのビデオサービスで全話配信されてた!こういうリンクも貼れるのね…