オハコのこんな事ばっか考えてる。

オハコと申します。オタク関連を中心に広く浅く何かと考えた事を書いていこうと思います。

映画「ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル」感想!ゲーム×冒険ジュブナイル×コメディの王道エンタメ

映画「ジュマンジ」見てきました!

www.jumanji.jp


シリーズの一作目「ジュマンジ」は子供の頃にビデオで見たおぼろげな記憶しかないのですが、今回の「Welcome to JUNGLE」単体でも問題なく楽しめましたw

www.youtube.com


つーわけで感想をば。

 


ティーン&キッズに向けた王道ジュブナイル

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観終わった感触としては、青春モノ…ってより「グーニーズ」のようなジュブナイルに近いかな?ファミリーで楽しめる明るく楽しい冒険ムービーって感じでした!
(なんせアメリカの高校生カップル二人がキッスするかしないかでドッキドキ!みたいなシーンもあるウブさ加減なのでw)

主人公は高校生の男女四人で、ちょっと距離ができたしまったかつての親友同士と、真逆な性格な女子が二人…といったデコボコチーム。彼ら若者たちが冒険を通して友情を築き、チームワークで次々と迫るピンチを切り抜けていく…という王道を往くエンタメっぷりですね。

 

舞台となるのは「ジュマンジが作り出したジャングル冒険ゲームのなか」。(最初はシリーズ通り非電源のアナログボードゲームであったジュマンジが、時代に合わせてテレビゲームに変化するのはなんだかいじらしいw)

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閉じ込められた世界はインディジョーンズに出てきそうなジャングルなのですが、NPCの案内役が出てきたり、各人それぞれ選択して乗り移ったキャラクターに応じた特殊能力が備わっていたり、2回までは死亡してもOK…
と、ルール面などで色々と「テレビゲームっぽさ」が強調されていて、自分のようなテレビゲーム世代にはすんなり入ってきて楽しいですw

ティーンの恋・友情・冒険だったり、テレビゲームの世界に飛ばされる!という題材、こういった要素でしっかりエンターテイメントしてくれてる作品なので、むしろ子供のころに観たかった!観たら絶対童心に残る一本になった!と思えました。

 

 

予想以上にコメディ満載!注目はCV高木渉のオカマ口調

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また、CMなどで流れている予告映像のとおりかなりコメディよりな作品でもあります。
ノリを例えるなら往年の「フルハウス」のような感じで、劇中にたくさん散りばめられたギャグがけっこう笑えましたw

自分は吹き替え版で鑑賞したんですが、特にインスタ女子なオンナノコが憑依してしまったおデブ教授キャラは演:ジャックブラックで、CV:高木渉さん。これが面白くないワケがない!
中身はイケイケ美女なので、終始オカマ口調で演じる高木さんの声はコメディ満足度高しですw

ただイマドキの流行り言葉を無理やりちりばめた吹き替えセリフだけは少しサブいかな…
と思いきや、実はそれが中盤から活躍するあるキャラクターの秘密に繋がっていたり、案外侮れない。

ラストには「ゲームの裏ワザ(チート)」を思わせる機転のきいた作戦で大逆転!という展開もあり、このシーンは「おおっ!これはこの世界観でしか成立しない良いアイデア」なんて膝を打ちました。

 

 

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ただ不満を言うなら、それ以外には基本的に”インディージョーンズ的な冒険アクションムービー+学生ジュブナイル”の王道で、ビジュアル面やストーリー展開に真新しい部分はなかったかな、とも…
(他にも「ピクセル」や「シュガーラッシュ」など、ゲームを題材にした映画も見慣れたせいもあるかな?)

そういう意味でも、前述のとおりやはり子供のころに家族に連れられて、まだ映画というエンタメに慣れていない頃に出会って思いっきり衝撃を受けたかったエンタメムービーでした。

 

関係ない話ですが、映画ではジュマンジの不思議な力によってこんなゲームが実現するわけですけど、むしろVRやARなどの技術進化で『コレすら現実に出来つつあるんじゃね?』なんて思える世の中になってきてるのが感慨深いところがありますw

そういえばもうすぐ後にスピルバーグの映画「レディプレイヤーワン」も公開されますね。
本国アメリカではジュマンジが先に公開されたみたいですが、あちらもゲームに入り込む的な話っぽいので、公開時期が近い日本ではさながら「ゲーム映画全面対決」の様相ですなw