オハコのこんな事ばっか考えてる。

オハコと申します。オタク関連を中心に広く浅く何かと考えた事を書いていこうと思います。

「パシフィックリム アップライジング」感想!新たな巨大ロボバトルと「オタク的お約束」で大興奮の続編!

pacificrim.jp

先日、映画「パシフィックリム アップライジング」観てきました!

前作の「パシフィックリム」にハマりまくったぶん、続編はどうなるか…期待と不安にいっぱいでした…が、見事にしっかり大興奮の面白い作品に仕上がっていてガッツポーズw

そんなわけで色々と感想をば。

※今回は途中からけっこうネタバレ気味なので悪しからず。

 

 

「パシリム」続編として納得の出来!

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今作のネットの評判を見ていると不評も結構目立つんですが、僕としては間違いなく続編として「パシフィックリムの世界をまた堪能できた!」。これに尽きる満足感でしたよ!

そもそも「巨大ロボットが戦う」という、ハリウッドでは異色すぎる世界観の作品に、続編が!?ってだけでも
『オレ達が面白い!と思っていたことは、世界レベルでやっぱり面白かったんだ!』
って思えて嬉しいもの。

ましてや出来上がった作品は手堅く面白い作りになっているし、後述しますが前作に引き続いて「オタク心」を刺激するツボもしっかり突いてきてくれる!これはまさに「パシリムの続編」と名乗るにふさわしい作品だなと。

もちろん前作のあのキャラとあのキャラの扱いとか、細かい不満点もあります…
が!
それ以上にあの世界観を的確に受け継いだ続編を、しっかり面白く作ってくれたことに、何はともあれ感無量ですよ。
なので、評判を気にしている暇があったらとにかく劇場で観て判断してみれ!それだけの価値はあるよ!

 

 

SFサスペンス&未体験の戦闘シーンのハイテンポ大盤振る舞い

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前作は「イェーガーVS怪獣の戦闘シーン」とともに「キャラクターのドラマ」も重視されていましたが、今作は「SFサスペンス」と「多彩なバトルシーン」が重視されている感じです。

前作ではキャラクターのドラマとして、ヒロイン・マコとスタッカー将軍の疑似家族的な絆とか、主人公とライバル、その父親パイロット…といった諸々の関係性も見どころのひとつ。それと比べると「アップライジング」はキャラクターの描写がちと薄味で、そこもけっこう不満点ではあります。(せっかくのチーム戦だし、他のチームメイト・パイロットのキャラクター描写や、チームの訓練シーンなどをもっと見たかった!)

ただその代わり、人類に牙を剥く謎のイェーガーをめぐるSFサスペンスを中心としたストーリー展開、そのさなかイェーガー VSイェーガーの戦いが起こったり、暴走イェーガーの大群が生身の人間に対して直に攻撃を仕掛けてきたり、最後は怪獣軍団 vs イェーガー軍団の大迫力・総力戦…と、前作にはなかった新鮮な映像体験も盛りだくさん!
今作は全体的なストーリーテンポがかなり早く、上記のSFサスペンスと戦闘シーンが次々と展開していき、息をつかせぬノンストップ感も楽しめました。

 

 

オタク心をくすぐる展開は今回もしっかり健在!

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ネットの評判では「前作にあったオタク心が失われている!」なんて感想も見かけるんですが、個人的にはいやいや決してそんなことないよ!と言いたいところ。

暴走イェーガーの姿はシルエット的に拘束具を外した状態のエヴァンゲリオン初号機…もしくは劇場版の量産型エヴァを感じさせる「生体メカ」感でコワかっこいいし、ネタバレですが怪獣軍団を全滅させたぞ!と思いきや敵ボスがお助けツールを起動して怪獣を巨大化させたりする展開も「わかってるゥ!」。

そして個人的に一番興奮したのが、今までヘリで戦場へ「輸送」されていたイェーガーが、ロケットパーツを手に入れ、ついに自ら空を飛んでいくシーン!あそこは言うなれば、マジンガーZがジェットスクランダーという翼を手に入れてパワーアップするようなもの!めっちゃアガりましたね~。

(劇中では一時的なものですが)やっぱり、万策尽きたと思いきやロボットがパワーアップすることでピンチを乗り切る!っていうのは、ロボットモノの素晴らしき王道でありロマンです!
スクランダークロスで~ドッキング~♪で、♪この広い空は誰のもの、みんなのものだ~♪ってなワケですよ!!

 

 

ラストの大立ち回りは前作より好きかも

余談ですが、個人的にアクション映画のラストっていうのは最後の戦いに手に汗握って、ラストの一撃をバシィィっっ!!もしくはドカーーン!!と、とにかくカッコよくハデにキメてくれてナンボや!と思っています。

そういう感覚で言えば、今回の「アップライジング」のラストのアクションは、前作のラスト(爆弾をモンスター次元の割れ目に落とす)よりもスピード感や迫力があると思います。

この点は前作を上回ってアップライジングに軍配を上げたいですね。(画面が明るくて絵がわかりやすいのもグー)

 


そんなわけで「パシフィックリム アップライジング」の感想書いてみました~。

実は今回も、上映は4DX形式で鑑賞。前作「パシリム」4DX鑑賞で感動したイェーガーの「のっしのっし」と歩く感覚、ひいては「オレ、巨大ロボットに乗り込んでるぜ!」感は今回も健在!

 

レディプレイヤーワンの公開も始まって、その次はアベンジャーズも。いよいよ上映館数も少なくなってきましたが、アップライジングも4DXで見れたらさらにサイコー!間違いなしですよ。