オハコのこんな事ばっか考えてる。

オハコと申します。オタク関連を中心に広く浅く何かと考えた事を書いていこうと思います。

「ひらけ!ここたま」最終回!感想&またもや名作となった「ひらけ!」の魅力を語ってみる

テレビアニメ「ひらけ!ここたま」、ついに終わってしまいましたね…

www.tv-tokyo.co.jp

 

『ヒミツの~』から引き続き視聴して、同じくらい…いやもしかしたらそれ以上に、特に終盤のストーリー展開には毎週ワクワクさせられた一作でした!

 

アツすぎるピンチからの大団円&完璧なサプライズ

まずは最終回について語りたいんですが、もう「ここたま」シリーズファンにとって"完璧"な大満足の回でした…。


f:id:asitanoyamasita:20190929162645j:image

 

 

まずは次回予告からシルエットで示されていた、前作ここたまたちの参戦!

先週で『はるかのピンチを放っておけずに助けに行ったりぼんたち!…でも、そのぶん足りなくなったエネルギーはどうやって補うんだ??』と思っていましたが…。 
f:id:asitanoyamasita:20190929162730j:image

なんと前作ここたまの登場というサプライズをうまーく組み合わせることで見事解決するとは…!脚本うまい、うまいよ!!

 

そしてなによりうれしすぎるのが、前作ヒロイン・こころちゃんもちゃんと登場してくれたこと!!
f:id:asitanoyamasita:20190929162815j:image

こういうサプライズ演出だと「後ろ姿だけ~」とか「一言しゃべるだけ~」どまりなパターンも多いじゃないですか…

それをちゃんと顔見せしてくれて、本渡さんの声でしゃべって動いて、はるかちゃんと契約者同士の交流までしちゃうんだから、なんという大盤振る舞い!

スタッフさんたちマジ感謝…マジありがとう…。

 

 

そしてこころちゃんといえば、何かと面倒ごとを背負い込まされてしまう「心労」シーン。
f:id:asitanoyamasita:20190929162953j:image

今回の短い登場時間のなかでも、『影浦さんのウザ絡みを対処させられる』という心労シーンがきっちり描かれていました…w

ほんと、シリーズファンとしては文句の付けどころなし!ファンの潜在需要をことごとく把握しているアニメスタッフさん、マジ神やん…?

 

 

目標が常に更新されるシリーズ構成の巧さ

ここからは「ひらけ!」という作品全体を通しての感想など…


f:id:asitanoyamasita:20190929163901j:image

「ひらけ!」で面白いのが、回が進むにつれて物語のスケールがなにやら徐々に壮大になっていくところですね~。

「この桜の木を元気にしたい!そのためには街の人助けだー!」という事からはじまり、次は「不思議な地図の絵が変わった…ここたまタウンの完成を目指そう!」となって、


f:id:asitanoyamasita:20190929164233j:image

タウンが完成したら、次は未来からの使者(ニッキー)が現れて『桜の木を元気にしないと、未来でこの街は荒廃してしまうんだ…』というまさかのSF的展開が加わり…

 


f:id:asitanoyamasita:20190929164348j:image

さらには「物を大切にしない人間の悪い心=マイナスパワー」の存在が明かされ、最後は伝説の契約者はるか&集めたここたま100人で敵に対抗していく…というジャンプなみに激アツなバトル展開でに…!!

 

毎話の基本は「街の人のおたすけ」回や、ここたまタウンでの日常回なんですが、あいだあいだに前述したような新たな目標設定→ゴール!→新たな目標設定…が繰り返され、それに併せて新たなここたまも次々加わっていく。

これがあることで、キッズアニメにしばしばありがちな「画面が代わり映えしない」という事態に陥らない、飽きさせないつくり。このシリーズ構成の巧みさが、一年を通して楽しく見れた秘訣だと思います。

 

 

俺的最萌「ひらけ!」組のここたまベスト3

前作「ヒミツの」に比べて、今作「ひらけ!」に登場するここたまはかなり『可愛さ』(ビジュアルの良さ)がアップされている印象でしたね~。

「ヒミツの」に比べてヒロインが実質はるかちゃん一人な事もあるからか、ケモナー属性はあまりないにもかかわらず『このここたま…萌えるッ!』という事態が続出…!

そんなわけで、今だから語れる(?)「ひらけ!」での自分の『推しここたま』語りなんぞしてみますw

 

アメリ

間違いなく「ひらけ!」での最萌え、最かわここたまですな…。

 

f:id:asitanoyamasita:20190929170229p:plain

純粋に見た目も可愛いんですが、CV日高里菜さんの声で演じられる『オトナぶりたいツンデレっ娘』のキャラ付けも最高!

「べ、別に~~じゃないんだからね!!」というセリフはまだまだ王道ですね…でも嬉しくなると「雨雨ふれふれ」ダンスをのりのり踊っちゃうところとかがまた萌えるッッッ!

f:id:asitanoyamasita:20190929170801j:plain

特にアメリはジト目などで特別な表情もあって、ほかのここたまより凝って作られている印象もあり、スタッフさんからも特別愛されていたここたまなんじゃないかなぁと。

 

 

●まいん

f:id:asitanoyamasita:20190929170957j:plain
アイドルここたまというキャラ付けですが、『体力が途切れるとキラキラしたアイドル顔が保てなくなる』という女児アニメにしてはハードすぎる設定を抱えているのがまず面白すぎますねw

そんな十字架を課せられつつも、クヨクヨせず「みんなの前ではしっかりアイドルらしくいれるよう頑張らないと!」って奮闘するところがまた萌え!なんです…。

こういうキャラって大抵は『みんなを欺いてチヤホヤされるけど最後は自滅するキャラ』として描かれがち。でもまいんはその逆を行く、努力家で健気な性格なのがめっちゃステキなのです…!

 

f:id:asitanoyamasita:20190929171558j:plain

CV相沢舞さんの声演技も、アイドルここたまというわりにキラキラした感じでなく、むしろまいんの健気な性格を見事に表現した「いじらしい」トーンで演じられているのが絶妙。

キャラ描写と相まって、思わずまいんがんばれ!と応援してあげたくなっちゃう愛らしさです。

 

 

●おじょう×ティア

「ひらけ!」のここたまたちは、カップリング萌えを見いだせるシーンも時々あるのですが…(アメリ×ゲッチョムとか、ピロー×スコープとか)。

f:id:asitanoyamasita:20190929171838j:plain

特に自分が「このカプ…萌えッッッ!!」となったのが、第37話「お姫様になりたくない」で描かれた、おジョウ×ティアの百合カプですね…!

田舎娘×お嬢様という構図で、おジョウはティアに対して「洗練されたお嬢様らしい振る舞い…憧れますジョ〜…!」という心からのリスペクトがある一方、ティアのほうはお嬢様育ちながら飾らない性格。

田舎育ちというコンプレックスがあってなかなか自信が持てないおジョウに「一緒にここたま活動、やってみましょう!」と手を引っ張っていくこの構図…尊い…実に尊い…!

 

f:id:asitanoyamasita:20190929173021j:plain

受け攻めでいうなら、まずはティアが攻めですね…思い切りおジョウを啼かせて欲しい(意味深)

 

 

「ここたま」とかいう名実ともに神なアニメシリーズ

そんなわけでダーっと「ひらけ!」の感想書いてみました。

いやぁ名作「ヒミツの〜」からキャラクター刷新のバトンタッチで、はたしてどうなるかと思っていたんですよ…こころちゃんに会えなくなるつらさも大きかったしね…

f:id:asitanoyamasita:20190929173412j:plain

ところがどっこい、「ひらけ!」でもしっかり一年を通して面白く物語が展開していき、最後は大団円(+完璧な前作ファンサービスまで)でシメて、見事な2連続の名作ホームランでした!

 

 

 

ネットでの情報を見る限り、もうこれでここたまヒロインたちとは事実上お別れみたいですが…

できれば「こころ・はるか・のぞみ・ひかり」のここたま契約者4人が勢揃いして活躍する作品…できれば劇場版、いやせめてOVAでも、出てくれんかなぁ…