オハコのこんな事ばっか考えてる。

オハコと申します。オタク関連を中心に広く浅く何かと考えた事を書いていこうと思います。

シュールの巨匠・ダリの世界をディズニーがアニメーションにしていた!


Walt Disney's & Salvador Dali - Destino 2003 (HD 1080p)

こんな作品があったとは…タイトルは「Destino」。運命ですな。

少し前に京都で行われていた「ダリ展」に行ったとき映像展示されているのを観てはじめて知りました。

 

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シュールレアリスムな世界観・奇妙奇天烈なモチーフ・それらがダブルミーニングになったりする技法など、まさしくダリの絵画がそのまま映像で再現されています。

なおかつ手掛けるのはディズニーなんだからアニメーション動作の気持ちよさったらハンパない。シュールな世界のなかを自由自在に女性が飛び回り、踊り、駆け巡って次々と「ダリらしい」モチーフに遭遇していくのが楽しい~!

 

 

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自分は↑の「記憶の固執」を中学の美術の教科書で観て以来、美術絵画でどんなジャンルが好き?っつったらシュールレアリスム一択。同じく京都美術館で行われたマグリット展なんかも観に行ったり…

そんなシュールびいきで、かつアニオタな自分にとってダリ×ディズニーのコラボだなんてそりゃ楽しくないわけがない!
Wikipediaにも日本のページがなかったりするけど、これは日本でもっと知名度があってもいい作品だと思うなー。

 

【作品解説】ダリとディズニーの幻のコラボ「ディスティーノ(運命)」 - 山田視覚芸術研究室 / 前衛芸術と現代美術のデータベース

作品の背景などは↑のリンクのブログ記事が詳しいです。企画自体はダリが現役のころから進行していたとか。(公開は紆余曲折あって2003年)

 

 

洋書ですが、この作品のアートブック的な。