オハコのこんな事ばっか考えてる。

オハコと申します。オタク関連を中心に広く浅く何かと考えた事を書いていこうと思います。

殺陣っぽくてカッコいい格ゲーの必殺技、集めてみた

ラジオクラウドで愛聴している、「アフターシックスジャンクション」にて、こんな面白い特集がありまして…

 

www.tbsradio.jp

1979年に放送された人気SFロボットアニメ『機動戦士ガンダム』。実は、刀と刀で斬り結ぶ「剣劇アクション」として、非常によく出来た作品らしい! 果たしてどういうことなのか…!? 時代劇研究家、春日太一さんに解説していただきました。

 

リンク先のページにて本編を聴くこともできます!

そして、この特集のなかで『殺陣を構成するもの、魅力的に見せる要素』について具体的に解説されていています。

その具体例を番組の中ではガンダムの戦闘シーンで示しているんですが…
聴いているうちに『これ格ゲーの必殺技のモーションにも通じるんじゃね!?』と思いまして。

 

 

格ゲーは「極めたい派」より「動きを楽しみたい派」

自分の場合格ゲーはいろんなタイトルを遊んできましたが、なにぶんコンボが苦手でトレーニングモードで練習するのも面倒くさいダメプレイヤー。

そんなこともあり、実力よりも『このキャラの超必殺技がカッコいい!このキャラの技を決める瞬間が気持ちいい!』なんて理由で持ちキャラを選びがちだったりw

そんなわけでラジオで解説されていたような殺陣っぽい動き要素がある、カッコ良い必殺技を思いつつくままに集めてみました~。

 

 

キングオブファイターズ

KOFは超必殺技の動きにアニメや特撮からの動きからの元ネタがあったりするので、ガンダムで例えられていた番組の内容にも通じるかと!

 

飛賊奥義 影向


KOF2000 超必殺技

※動画の2:22あたり

 

不気味な暗殺者らしく、ユラリと相手に忍び寄ったが一瞬で背後に回り込み、首元をスパーっ!…からの、血飛沫ブシャッ…

くぅーシブい!!

この麟というキャラは動きも必殺技もトリッキーで、自分は全然うまく扱えなかったんですが…この必殺技がカッコイイがためだけにやたら使っていましたw

 

 

レオナ

リボルスパーク


KOFシリーズ レオナの超必殺技  KOF series Leona super finisher

※38秒くらいのシーンがベスト

 

深く突き刺したあと、敵の背中から火花が溢れ、キメポーズとともに大爆発…って、このモーションは完全に特撮ヒーローのそれですねw

とはいえ、だからこそ「静と動」を感じさせる爆発までのタメが気持ちいい必殺技。

 

 

カプエス

ストリートファイターにしようとも思いましたが、響の必殺技がカッコよすぎるので同時収録のカプエスで。

 

死を恐れぬ心也

www.youtube.com

※7:42くらい

 

時代劇、殺陣と聞いてやっぱりこのキャラは思い出されますね〜。

「発勝する神気也」の方もメチャクチャカッコいいですが、やはり「死を恐れぬ心也」の神速の斬撃!…そこに一陣の風……ズバァッッッ!!(KO→すっくと刀を鞘に納め→相手…ガクリ。)

ラジオで語られていた「殺陣に必要な一連の流れ」が そのまま表れているカッコよさ。

 

 

ロレント

テイクノープリズナ

www.youtube.com

※6:30ぐらい

 

これはまんま必殺仕事人の三味線の勇次が元ネタなので、時代劇の殺陣と通じるのも当然ですねw

最後のビンッ♪はラジオで語られている『鞘を収める動作』にも通じます。

 

 

ジョジョの奇妙な冒険

ジョジョの2 D格ゲーも、カプコンが作っているだけあって原作の"奇妙な"動きさえ完全再現で、カッコいいモーションの宝庫ですね~。

 

ホルホース

最強のコンビ

www.youtube.com

※14:00あたり

 

画面(のガラス)が割れるというショッキングな絵で始まったあと、相手を捉えたスタンド・ハングドマンがゆっくり忍び寄り…グサッ!!という戦慄の一撃。

格ゲーにもかかわらず、ジョジョ特有の"攻撃を受けているッ!"的な緊迫感が見事に再現されてて惚れ惚れしますねぇ…。

 

 

邪悪の化身ディオ

パニッシュメント

www.youtube.com

※15:20あたり

 

「無数のナイフを取り出す」という物騒な動きの次には「優雅に読書をしている」という真逆の動きのギャップにシビれますな…! これもまた変則的な「静と動」と言えるのではw

邪悪ディオは必殺技の「恐怖の片鱗」という、読書を始める→攻撃を受けると相手の背後に瞬間移動…となる当て身技もカッコよくて、無駄に使っては対人戦やCPUにボコられてましたw

 

 

とまぁ、思いつく限りでこんなところでしょうか~。

色々思い出していて感じたのは、やっぱり繰り出して気持ちいい超必殺技のモーションはどれもここぞという一撃、インパクトの瞬間のあと"間"があるんですよね。

「ドンッ!……バァーン!」というなかの「……」のあいだに、 ラジオでも解説されていたような、手応えを擬似的に感じられる没入感というか。

 

そんなわけで、対戦バランスとかキャラクターのデザインも格ゲーの大事な要素ですが、自分としては『自分の分身のようにキャラを動かして気持ちよくワザをキメる』のが格ゲーのなによりの醍醐味。

叩き込んでカッコよく、気持ちよくなれる超必殺技のモーションがあるかないか。コレが同じタイトルを何度も…たとえ自分のほかに対戦相手がいなくなっても…遊び続けたくなる、重要ポイントだと思います。